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子どものストレスサインを見逃さないで!原因と対処法を紹介!

ストレスを感じる子ども

子どもは元気に過ごしているようでも、ときには見えないストレスを抱えていることがあります。しかし、子どもはストレスをうまく言葉に表せず、大人が気づかないうちに、心に大きな負担を負っていることも少なくありません。

そこで本記事では、子どものストレスサインを見逃さないためのポイントを紹介します。あわせて、その原因や対処法についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

子どものストレスサインとは?

子どものストレスサインにはさまざまなものがあります。子どものストレスサインを見逃さないよう、下表のような様子が見られたら注意しましょう。

睡眠にみられるストレスサイン

  • 寝つきが悪い
  • 夜中に何度も起きる
  • 寝起きが悪い
  • 長時間寝すぎる
  • おねしょをする

身体に表れるストレスサイン

  • 体調を崩しやすくなる
  • お腹や頭が痛いと訴える
  • 頻繁に下痢や便秘になる

食事でみられるストレスサイン

  • 食欲がなくなる
  • 過度に食べ過ぎる
  • 吐き気を訴える
  • 急激に痩せたり太ったりする

行動に表れるストレスサイン

  • 急に甘えたがる
  • 過度にしゃべり続ける
  • 口数が少なくなる
  • 乱暴な言動が増える
  • 反抗的な態度が増える
  • 爪を噛む
  • ぼーっとしていることが多い

感情に表れるストレスサイン

  • 表情が乏しくなる
  • イライラしていることが多い
  • 怒りっぽくなる
  • 落ち着かない
  • すぐに泣いて落ち込む

これらのサインがみられる場合、子どもがストレスを抱えている可能性があります。子どもの様子に敏感に気を配り、適切に対処していくことが大切です。

子どものストレスの原因

子どものストレスの原因はさまざまです。大人にはストレスに感じないことでも、子どもには大きなストレスとなる場合があります。些細なことと思わずに、まずは子どもが何にストレスを感じているのか探ってみましょう。子どもがストレスを感じる原因は次のようなものです。

  • 環境の変化
  • 人間関係
  • 勉強や習い事
  • 災害
  • メディア

環境の変化

子どもにとって、環境の変化はストレスの原因となります。転校や家族構成の変化、進学や進級など新しい環境へ適応する際、ストレスを感じる子どもは少なくありません。環境の変化によって、子どもの安定感や安心感が揺さぶられ、不安やストレスを引き起こしてしまいます。

人間関係

人間関係で感じるストレスには、家庭内の問題や友人関係のトラブル、いじめなどさまざまなものが含まれます。特に、仲間外れにされたりいじめを受けたりすることは、子どもの心理的な負担を増加させてしまいます。

勉強や習い事

子どもにとって、勉強や習い事へのプレッシャーはストレスの原因となります。成績や宿題、試験の結果などに対する不安、習い事やクラブ活動の時間管理や競争、期待にもストレスが伴います。また、勉強や習い事によって自分の好きなことに割く時間が減ってしまうのも、子どもにとっては大きな負担となるでしょう。

災害

災害は、子どもにとって大きなストレスの引き金となります。家や学校の被害、避難生活、家族や友人の安否不安などが、子どもの心に不安や恐怖を抱かせるでしょう。

メディア

メディアの影響も子どもにとっては、大きなストレスの原因です。過度な情報摂取や暴力的な内容、虚偽の情報に接することで、不安や恐怖が引き起こされる可能性があります。また、SNSなどのオンライン上のやりとりによって、いじめや誹謗中傷などのトラブルが発生し、心に大きな負担をかけることもあるので、注意しましょう。

ストレスサインがみられたときの対処法

ストレスサインがみられたときは、次の対処法を試してみてください。

  • 規則正しい生活を試みる
  • 一緒に体を動かす
  • 子どもの話をよく聞く
  • 子どもとスキンシップをとる

規則正しい生活を試みる

子どもがストレスサインを示したときには、規則正しい生活を試みることが重要です。規則正しい生活は次のことを意識してみてください。

  • 朝決まった時間に起きて日光を浴びる
  • 朝ごはんを食べる
  • 日中は明るいところで過ごし、体を動かす
  • 決まった時間に布団に入る

規則正しい生活を送ることで、セロトニンという心を安定させるホルモンが分泌されます。休日もできるだけ平日と同じリズムで過ごし、子どもがリラックスできる時間をつくりましょう。

一緒に体を動かす

子どものストレスを解消するためには、一緒に体を動かすことも有効です。運動はストレスを発散させるだけでなく、リラックス効果もあります。家族で散歩に出かけたり、公園で遊んだりすることで、子どもは気持ちをリラックスさせられるでしょう。

子どもの話をよく聞く

子どもが話をしたがっている様子が見られたら、その話にしっかりと耳を傾けましょう。子どもが自分の気持ちや悩みを話しやすい雰囲気をつくり、共感して受け止めることで、心の負担を軽減できます。ただし、子どもが話したがらないときに無理に話を聞き出そうとするのは逆効果なので注意してください。

子どもとスキンシップをとる

子どもとスキンシップをとると、オキシトシンという自律神経を整えたりストレスを軽減させたりするホルモンが分泌されます。抱きしめたり手を握ったりしてスキンシップをとってみましょう。子どもが大きい場合は、軽いマッサージや体を使ったゲームなどのスキンシップも効果的です。

改善がみられない場合は医師への相談も検討しましょう

子どものストレスサインを見逃さないためには、普段から子どもの様子に気を配ることが大切です。子どもがストレスを感じていると気付いたら、まずはその原因を考えてみてください。ストレスを解消する手立てを講じてみても改善がみられない場合は、医師への相談も検討しましょう。

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