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終活での片付けをスムーズに進めるコツは?5つの手順を詳しく紹介

終活での生前整理

終活では、持ち物や身の回りの整理整頓が欠かせません。しかし、何から始めてどのように進めていけばいいのか悩む人も多いでしょう。そこで本記事では、終活での片付けをスムーズに進めるための5つの手順とコツを紹介します。終活での片付けを考えている人は、本記事を参考に計画的に進めましょう。

この記事を読むための時間:3分

終活での片付け手順

終活での片付けは、普段の掃除や整理整頓とは異なる部分があります。ここでは、終活での片付け手順を解説します。

  1. 自分の持ち物をすべて出す
  2. 要るものと要らないものに分ける
  3. 要るものは収納する
  4. 要らないものは処分する
  5. 貴重品はまとめておく

①自分の持ち物をすべて出す

まずは、自分の持ち物をすべて出すところから始めます。家の中だけでなく、物置などに閉まっているものも出す必要があります。衣類や書類、写真、雑貨などを出すことで、自分が何をどのくらい所有しているのか把握することが大切です。ただし、一度にすべてのものを出すのは大変なので、エリアごとに進めていくといいでしょう。

②要るものと要らないものに分ける

持ち物をすべて出したら、要るものと要らないものに分けます。まず、自分にとって必要不可欠なもの、思い出が詰まった大切なもの、日常生活で使うものを「要るもの」として分類します。これからの生活で少しでも不要と感じたら「要らないもの」として分けましょう。3年以上使っていないものや存在そのものを忘れていたものといったように、基準を決めておくと要らないものを判断しやすくなります。

終活の際には、必要なものを残すよりも、要らないものを手放すことを優先して行うといいでしょう。どうしても判断できない場合は、いったん1つにまとめて時間を置いてから再度検討します。ただし、保留のものが増えないように、段ボール1つ分程度に留めておくのが賢明です。

③要るものは収納する

要るものに分類したものは、適切な場所に収納します。収納する際には、頻繁に使うものは取り出しやすい場所に、季節物や使用頻度が低いものは奥や高い場所といったように収納場所を工夫しましょう。また、ラベルを付けるなどして、どこに何があるかを一目でわかるようにすると便利です。

④要らないものは処分する

要らないものと判断したものは、適切に処分します。リサイクル可能なものはリサイクルに出し、まだ使えるものは友人に譲ったり不用品買取店などで買い取ったりしてもらうといいでしょう。ごみに出す場合は、自治体のルールに従って分別して処分します。処分するごみが多くて大変な場合は、不用品回収業者に依頼するのも一つの手です。

⑤貴重品はまとめておく

最後に、現金や通帳、印鑑、重要書類などの貴重品を一か所にまとめて保管します。貴重品の所在については、家族に直接伝えるかエンディングノートに記しておくと、残された家族が困りません。

終活の片付けをスムーズに進めるコツ

終活の片付けをスムーズに進めるためには、いくつかコツがあります。次の5つを意識して進めてみてください。

  • 体力があるうちに始める
  • 書類の処分に注意する
  • 残すものは家族に伝える
  • 1~2年ごとに見直す
  • 片付けが困難な場合は業者に依頼する

体力があるうちに始める

終活の片付けは体力が必要な作業です。家具や家電の処分といった力仕事や、長時間の作業などが必要なので、体力があるうちに始めることが大切です。筋力が落ちたり足腰が悪くなったりする前に、計画的に進めていきましょう。

書類の処分に注意する

終活での片付けでは、書類の処分に注意が必要です。税務関連の書類や契約書、保険証書などは必要な期間保管し、定期的に見直します。誤って捨ててしまわないように、慎重に整理していきましょう。

残すものは家族に伝える

終活の片付けで残すと決めたものは、家族に伝えておきましょう。特に思い出の品や貴重品、重要書類は、どのように扱ってほしいかを具体的に伝えておくと、遺族が困ることなく対応できます。

1~2年ごとに見直す

終活の片付けは一度やって終わりにするのではなく、1~2年ごとに見直すことが大切です。必要と判断したものも、時間の経過とともに不要になる可能性があります。生活環境や持ち物の変化に応じて、再度整理することで、整理整頓された状態を保てるでしょう。

片付けが困難な場合は業者に依頼する

体力や時間に余裕がない場合や、大量の物がある場合には、専門の片付け業者に依頼するのも一つの手です。終活の知識をもった業者からは、不用品の処分や整理整頓について適切なアドバイスを受けられます。また、感情的に手放しにくい物がある場合も、第三者の手を借りることでスムーズに片付けが進むでしょう。

終活で身の回りの片付けを進めていきましょう

終活での片付けをスムーズに進めるためには、手順とコツがあります。片付けを始めたい方は、手順を確認して計画的に進めていきましょう。

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